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島村楽器 神戸三宮店 シマブロ

島村楽器 神戸三宮店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

第1回 島村楽器神戸三宮店の出張メンテナンス屋さん!!in 滝川高校

みなさんこんにちは。

島村楽器神戸三宮店のイベント隊長の久保です。

いや~、一気に春めいてきましたねぇ~(*´ω`*)
桜は咲いてるし、リクルートスーツのフレッシャーズもたくさん見かけますし、新年度ってのをひしひしと感じます。

さて、今回ご紹介させていただきます内容は、新年度に新しい試みとして島村楽器神戸三宮店が取り組んで行きたいと思っているイベント…




ズバリ!



島村楽器神戸三宮店の出張メンテナンス屋さん!!

です。


聞き馴染みのない…と言うより、初めての取り組みなので簡単にご紹介させていただきます。


皆さん、日頃から楽器をご愛用いただいていると思いますが、メンテナンスってどうしてますか?

定期的にお店まで持って来てくださっている方はこれまで通りでOKです( v^-゜)♪

私達、スタッフがお客様からお預かりするメンテナンスの中で『もう少し早ければ…』『よくこの状態でそれだけ上手に弾いているなぁ…』と感じることは少なくないんです…実は。。。

特に部活動等、ほぼ毎日使っている人ほどその状況が芳しくない物が多かったりします…実は。実は。。

ただ、そうは言われてもなかなかお店に行く暇はない…


そうなんです!




みんな忙しい(*`Д´)ノ!!!
うんうん…





・・・・ですよねぇ~(;_;)







※しばらく久保の回想にお付き合い下さいm(__)m

それは、私が以前在籍していた島村楽器 姫路店でのとある日のコト…

蒲池(以下、蒲):学生さんのメンテナンス要望最近やたら多いっすねぇ。。

久保(以下、久):そう言えば増えてきてるなぁ。学校ごとのメンテナンスをウチで開催できないかなぁ?

蒲:聞いてみたんですけどねぇ。なんか、やっぱり距離もあるし、自転車では来にくいらしいですよ…

久:そっかぁ…そやわなぁ…何か私達にできることないかなぁ…

蒲:はっ!!『学校行けませんかねぇ!?』

久:っ!!『ほんまや!こっちが出向けば…』

と、島村楽器姫路店の現店長:蒲池氏と言っていたのがコトの始まり。。。
実際に出向いてみると、非常に色々分かってきました。

気になる方は、下に当時のレポートを貼りつけておりますのでご覧ください。

himeji.shimablo.com
himeji.shimablo.com
himeji.shimablo.com



因みに、これまではフォークギターメインでメンテナンスしてきましたが、今回は…

初のドラムメンテナンスです!



お邪魔させていただいたのは…

滝川高校 軽音部!

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それでは、早速レポートさせていただきます~!!


まずは軽音部のご紹介。

部員数は25名で、放課後に音楽教室で練習をしているとか…

学校あるあるですが練習場所が一つしかないため、バンド合わせの練習は週1、2回といった所。。

軽音部を指導されている先生は…

太田先生

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なんでも、運動部と軽音部を掛け持ちで指導されているらしく、かなりご多忙の中で今回のメンテナンス屋さんにご協力くださいました。
本当にありがとうございました。

では、気になる部室=音楽室を見てみ…
すみません、、、写真撮り忘れました…m(__)m

ので、



皆さん、学生時代を思い出して下さい。
まさに、アレです!



あのグランドピアノがあって~


で、その後ろには黒板があって…



そう!それです!!


正解です!!!
(いい加減ですみません…)



おやおや??
見えてきたのは、今回はメンテナンスさせていただきますドラム一式!(ようやく本題に…)

組み立ててみると…
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おぉ~…

さすが部活動で使用しているだけのことはありますね(笑)


では、ひとつずつ見てみましょう。

まずは、シンバルです。

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おぉ~…割れてますねぇ~。

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コチラに至っては、ちょっと危険を伴うシンバルと化してますねぇ~。


お次はヘッドを見てみましょう。

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コチラも傷み度MAXですね。

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バスドラも歴史を感じさせる傷み具合です。



そんなこんなで撮影していると、懐かしのチャイムが…


おぉ、、、もうこんな時間…
続々と授業を終えた部員さんが…



久:こんにちは!始めまして!!みんな手伝ってぇ~!!!

おじさんの勢いにさぞびっくりした事でしょう。


部員:えぇ!いきなりっすか!?
は~い。



ひどいですよねぇ、、、私(笑)

ただ、これはメンテナンス屋さん本来の目的でもある、自分達で出来る様になるための行動であって、私が『楽』したいとかの類いのアレではありませんよ。決してね!!


荷物をいつもの場所に置くなり、すぐに本当に手伝わされる部員さんww

簡単に説明を終え、早速作業に。
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まずはヘッドを外しましょう。
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外してみて改めて…スゲェ傷み具合ですww
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全てフープ&ヘッドが外れた所で、、、ラグの増し締め
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とお掃除です。
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案の定、ネジの緩みは少なくなく、胴鳴りが芳しくなかったコトが分かりました。



※豆知識的なヤツですが、木胴の場合は内側に薄~くオイルを塗ると保湿の意味で更にgoodです
…なぜ今回はやんないの?、、、オイル忘れたからです。すみませんでしたm(__)m


そんなこんなも有りつつ、みんな頑張ってます!
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さぁ、いよいよ新しいヘッドの登場です!


キレイなヘッドににわかに沸き立つ部内…
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作業手順はこうです。

ヘッドのロゴと、タム(※画像はバスドラです)のロゴの角度をビシーーッとあわせて上にフープを乗せる。
フープにボルトを通し、軽く締めていきます。
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指で回せる所まで回したら…

さぁ、ここからはドラムチューナーレンチを使用して増し締めしましょう。


ドラムのチューニング方法については、諸説ありまして、絶対にこのやり方が正しいと断言できる物はありません。

よって、今回は島村楽器が推奨する手順で進めていきます。

このドラムはスネアが8ラグ、タムが6ラグとなりますので、まずは簡単なタムからご紹介しましょうか。

6ラグの場合は、よく対角線に…をよく目にしますが、島村楽器では星形に締める手順で進めて行きます。
手順は以下の通り
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チューナーを使用する前に、手で締められる所まで対角線上にグクッと
注意点ですが、この作業をしっかりしておかないとヘッドがシェルのセンターに来ないので、チューニングがきちんと出来なくなる恐れがありますので、とっても大事な作業と思ってください。

では、チューナーを使用します。

チューナーを持つと『さて、いくぞ…』とちょっと張り切ってしまいそうになりますが(私だけ!?)ハヤルキモチヲオサエテ。。
まずは半周ずつ。

先程も言いましたが、一気に回すとヘッドのセンター位置がズレちゃいますので、優勢すべきは『丁寧に』です。

同じように、星形にグイっと

この段階ではまだまだヘッドはダルダルです。
写真はありませんが、もしヘッドを光に当ててみて1箇所が引っ張り過ぎていて『うねり』的なものが解消出来なければ、センターがしっかり出ていません。
もう一度やり直してみてください。

では、上手く進んでいるものと仮定して次にいきます。

では、増し締めを…の前にやって欲しいことですが、フープ(ヘッドの回りに着いている金属製の輪っか)にも馴染みをつける『ヘッドマッサージ』(久保が勝手に名付けました)!

ヘッドの中心部に手のひらをあて、体重をかけながらグイっと押し込む!
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ミシッとかバキッ的な音が聞こえる度、ウワーーッという歓声が上がりますが、まったく問題ございません!

剥がれてしまうほどヤワナヤツではありませんので(ちょっとは加減してくださいね)音がしなくなるまでグイグイ押してください。

また少し弛みが出来てきますが、ある程度落ち着いてきていますので、この後は増し締めの繰り返しです。
ただ、ここからは半周ではなく90度ずつをオススメします。

なかなか進まないかもしれませんが、ガンガン進めて『…あれ?どこまで締めたっけ…』でやり直すよりも、バシッと一発でキメた方が結果的に早く終わります。
『うさぎとかめ』と同じ(?)です。

ある程度締めてみて良い感じになってきたら、ボトム(裏)ヘッドに行きましょう。


良い感じってどんな感じって聞こえてきそうなので…先程ご説明したヘッドを光に当ててみるヤーツが分かりやすいので、オススメしています。

さて、ボトムヘッドと言えど作業は同じ工程なので『はしょり』ます♪



さて、掃除もしてヘッドも交換したピカピカのタム。
いよいよチューニングに入ります。


まず、大前提としてこれだけはお伝えしておかなければなりませんが…
ドラムはギターやピアノと違って正解のチューニングはありません。
もう少し踏み込んだ話をすると、他の楽器と合わせた時に気持ちいい音になっている。
それが正解なんです。

…ん~、、自分で言っておきながらですが、私もドンピシャッは出来ないかも(笑)

なので、あくまで基礎的な知識でご活用下さるとありがたいです。


まず、タムの表と裏の締まり具合ほとんど同じで構いません。
勿論、締めるとピッチは高くなるし、緩めると低くなるので、そこはバンドや好きなアーティストの音に合わせた感じで結構です。

んで、チューニングしない側のヘッドを手のひらで押さえミュート
チューナーを使い片側ずつ『音のうねり』を消していくイメージで締めたり緩めたり…
ちなみに、先程から推奨している星形や対角線の話は、チューニングまで行けばもう関係ありません

軽く弾いてみて、長伸びした音が『もわ~ん』としていなければ、逆側を同じように調整。

最終的にミュートも無くし、タム単体の鳴りが『ターーーンッ』と真っ直ぐ抜ける様な音になれば、とりあえずはOKです!
(なぜとりあえずかと言うと、これから叩いていくとヘッドは伸びますし、さっき言ってたアンサンブルの話も含めて)

他のタムも同じでOK!

すでにかなり盛り沢山でお送りしておりますが、まだまだ行きますよ~!



お次はバスドラです(画像は前後してしまいましたが…)

とはいえ、希望的にタムと工程は同じですが、違いは主に2つ。

①フープが固定していないこと②フロントヘッドに穴あけが必要になる点です。

①は、それほどむずかしくありません。
元の位置に戻すだけ。

…『うぉぃっ!大事なことは先に言ってくれよー!』って、先に作業を進めてしまったそこのあなた!

大丈夫です(*`Д´)ノ!!!

フープの位置が変わっても、大きな問題はありません。
あえて言うなら打面側のフープにはペダル装着の痕がありますから、そこだけ合わせばOKです。

②の工程:フロントサウンドホールにはホールカットリングを使いましょう。
これも表から貼る人もいれば、裏から貼る人もいます。
私は個人的に裏側に貼った方が美しく感じるので、今回は裏を採用してます。

コチラも部員さんにチャレンジしてもらいました(´ 3`)
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ちなみに、穴あけに関しても絶対右側!とか左斜め下ぢゃないと!みないなルールはありません。
自分がカッチョイイと思う所が正解だと思ってください!

※細かく言えばレコーディングの際、マイクを差し込む角度やシンバルの数、相性、レコーディングエンジニアによってこうぢゃないと!みたいな意見もありますよ。

とか話つつ、滝川高校軽音部ドラマーの面々で相談した結果、今回は右下に決定!

慎重に作業を進めるドラマー…
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『ドラムの顔になるからねぇ~…』『センスがいるよねぇ~…』等、久保が作業している部員さんに横槍を入れつつ、あっという間に完成!
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ヘッドの張り替えもチューニングも慣れてきましたね。
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そしてそして、美しいバスドラの完成!
びゅりほ( ☆∀☆)
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さぁ、いよいよ佳境です。
最後はやっぱしスネア!

何たって一番叩く回数が多いし、パーツも何気に多い。
バンドのサウンドはスネアで変わると言っても過言ではありません!

画像はほとんどありませんがしっかりお届けしましょう。

ストレイナーをOFFに。

タムと同じようにヘッドを外します。
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表も同じ。

増し締めも忘れずに。

ヘッドを乗せて…

もうここまでくれば説明は不用ですね。

表(打面)は完成。

注意すべきはボトムヘッド。

フープにスナッピーの通り道がありますから、ここだけ合わせて下さい。

工程は、いつも通り。



バットと言われるスナッピーコードを固定するパーツにコード(今回は紐のタイプ)を通してレンチでグイっと。
ストレイナー側のコードも良い案配で固定。

スナッピーはボトムヘッドの中心に来ているのが正解です。

あとは、好みでストレイナーを調整すれば…





全てのヘッド交換完了だ!!!


今回、クラッシュシンバル2枚も交換して驚く程キレイに生まれ変わったドラムセット!

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いよいよ試打してみます。

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緊張の瞬間です。









スネアを1発…














『ターーーーンッ!』









うぉぉぉぉぉおっ!スゲェ~!!



部員一同、超感動してくれました。






これで練習にも一段と気合いが入ります!!!

なんて嬉しい言葉をくれちゃうんだ(。>д これからも頑張ってくれーー!!



先生も勿論叩いてみます♪

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この後も、バンドの練習を見させてもらって、PAのセッティングなど『良い音での練習』に拘った一日をみんなと一緒に共有させていただきました。

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最後は恒例の…
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もう一枚っ!
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滝川高校軽音部さん、ありがとうございましたぁ~!


いかがでしたか?

盛り沢山でしょ(笑)

本ブログに最後までお付きあいいただいた方から、ウチの部にも来てよ!的なお言葉をお待ちしています。

ちょっと忙しい時期なので行けるかどうかは確約できませんが、皆さんの音楽生活が今よりもっと良くなる様に、全力でサポートしていきますので、またお店に来たら『ブログ見たよ』ってお声かけ下さいね。

それではまた~。

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