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島村楽器 神戸三宮店 シマブロ

島村楽器 神戸三宮店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

7階で音楽にぴたっと。第51話

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皆様こんにちは!音楽教室担当の澁谷(しぶたに)です。

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なんだかこの写真、家○婦は見た!みたいな(笑)

気が付けば11月も下旬になりました…
近所の商店街(?)は、ハロウィンが終わったとたんにBGMがクリスマスソングに変わり、
教室の受付でも今年は早々にクリスマスツリーを出しました。

あと1ヶ月ちょっとですね。

皆さんはクリスマスにどんな思い出がありますか?

私は…
小学生の頃はツリーの電飾を壊した濡れ衣を着せられたり(犯人は母だった)、
学生の頃は駅のカフェで朝から晩まで友達とレポートを書いていたり
クリスマスなのにピアノのレッスンが入っていると思ったら、先生の奥様が急に産気づいてドタキャンになったり
と、様々な思い出がございますw

なんだか…さんざんな思い出ばかり蘇るのは気のせいでしょうか。


でも、クリスマスの雰囲気は嫌いではないんですよ。
なので、今回は「音楽的に充実していたクリスマス」のお話をさせて頂きたいと思います。


それは、私が大学生だった頃のお話。
私が通っていた大学はキリスト教の大学でした。
元をたどれば、音楽学部が出来たのも教会で演奏できる人を育成するためだったとか。
もちろん大学内には教会があり、おまけに入学式や卒業式などの式典はすべてミサ形式でした。
(余談ですが、ミサ形式なので卒業式は和服禁止で袴が着れなかったんですよー!)

そんな大学だったので、クリスマスは厳かながらもなかなか盛大でした。

クリスマス直前の金曜日は必ずクリスマス礼拝が行われ、それに出席するのが毎年の楽しみでした。
大学3回生以上になるとピアノ専攻の学生は合唱隊としてステージに上がる事ができたので、嬉々として出演してました。

クリスマス礼拝は、昼の部と夜の部の2回あり、礼拝でも半分演奏会のようなものでした。
(昼の部は教職員と在学生のみ、夜の部は招待状が届いた一般客も参加OKでした)
そして、教授陣も気合の入れようが違いました。(笑)

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これは前日のゲネプロの時の休憩中にこっそりステージ上から撮ったものと思われます…

声楽専攻の学生と教授が歌うオペラのアリア
生のオーケストラの演奏
教授のパイプオルガンの演奏
中等部・高等部のハンドベル部の演奏
そして、ピアノ専攻と声楽専攻の学生による合唱隊

その合間に、牧師さんの有難いお話

カーテンを閉め切った暗い講堂の中で、ステージの正面に置かれた大きな金の十字架に、合唱隊が持っている蝋燭の光が反射して、とても綺麗でした。
通常のミサでなら確実に寝てしまうであろう牧師さんのお話も、クリスマス礼拝の時なら素直に聞けました。


合唱で歌った曲も、定番曲ばかりではなく珍しい曲もたくさんありました。
なんでも、指揮法の教授が世界各地のクリスマスキャロルをあれこれ探してきたとか。
何曲かは今でもお気に入りで、この時期はよく家で口ずさんでいます。

その中でも、定番曲の「きよしこの夜」はなかなかお洒落なアレンジがしてあって、お気に入りでした。
これまたちょっとひねくれ者の指揮法の教授が
「夜の部で、毎年一番前に陣取っている一般参加のおばさまが大きな声でハモろうとするから、『ハモれるもんならハモってみぃ!』って思ってアレンジしたった」
とのこと。
おかげで素敵なハーモニーでした。(笑)


この時の楽譜は今でも宝物です。
書き込みもたくさん、おまけに蝋燭のロウもこぼしていますが、開くと思い出がよみがえります。

蝋燭の光、
牧師さんの落ち着いた声、
合唱隊の衣装の白いケープ、
談話室の暖炉と赤い革張りのソファ、
講堂裏の寒い廊下、
飾ってあったモミの木のにおい、
寝坊して遅刻してきた声楽専攻の友達(笑)
差し入れで出た某有名パン屋さんのサンドイッチ。(おいしかった)

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食べ物の写真はしっかり撮っている私…

とても充実していた大学時代のクリスマスでした。
そして、このちょっと珍しいクリスマスキャロルとオシャレなアレンジのきよしこの夜、どこかでまた歌いたいなぁ、と思うのです。


では、今回はここまで!
第52話に続きます!

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